ゆるっとねっと。

デザイン学校にも通う女子学生の雑記。

次亜塩素酸水ってそもそもなんだっけというはなし。

こんにちは、もちです。

デジハリでは6月16日(火)から校舎がオープン。それに先立ち特別課題授業が行われました。

<特別課題授業、概要>

 

ー課題内容

規定条件に基づいたオリジナル「ロゴ」または「タイポグラフィ」のデザイン制作。

2回の特別授業で、制作に向けた講義学習の後、自宅などで制作。翌週発表と講評を行います。

 

ー課題規定

A)COVID-19 オリジナルロゴ(ロゴマークロゴタイプ)をデザインする

B)withコロナ、afterコロナ、stayhome のどれかの文字をタイポグラフィ(作字)としてデザインする

 

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Aの課題に取り組んでいますが、ロゴの作成にあたり、かなり考える時間を取られています。
・危機感を煽る
・共生していく意思

このどちらかを表現しようと思っていますが、両極端ですね…꒰⁎×﹏×⁎꒱՞༘✡

 

 

 

コロナウイルス風評被害に負けないで『コロナ』。

ステキなトップがいると、社員側はやる気になりますね!

kaden.watch.impress.co.jp

 

さて、今週の話題。

先週のアルコールの話題から、次亜塩素酸水について知らないことが多いなと気づいたため、少しずつ調べ始めました。
消毒用アルコール不足が叫ばれる中、新型コロナウイルスを防ぐための代替品として、自治体が無料で配布したり、いろんなメーカーが販売することで流通が広がりました。

 

次亜塩素酸水ってなんだ

次亜塩素酸水とは、厚生労働省が公表した見解によると、「殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電解することに得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液」と位置付けられています(次亜塩素酸水 - 厚生労働省)

また、日本において、平成14年6月には食品添加物として指定され、使用基準・成分規格が定められました。

つまり、次亜塩素酸水とは、厚生労働省が認めた、殺菌力が高いかつ人体に安全な水溶液ということになります。

 

よく混同されている、花王が販売する「ハイター」やライオンが販売する「ブリーチ」には「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれていますが、別物です。


さらに付け加えると、厚生労働省経産省は、新型コロナウイルスの感染防止にあたり、「次亜塩素酸ナトリウム」が食器や手すり、ドアノブなどの消毒に「有効」だと呼びかけています。ただ、人体に有害であるため、手指に使用したり、空間噴霧をして吸い込んだりしてはいけないとしています。

 

次亜塩素酸水の種類

 

次亜塩素酸には以下の違いがあるそうで…

・塩(塩化ナトリウム)、希塩酸を水と電気分解して生成する “電解水

次亜塩素酸ナトリウム(=水道水にも使用されている)と希塩酸を水で希釈混合し、中和されることで生成する “二液混合”
・イオン交換法や粉末、錠剤などを使った新しい生成方法

 

作り方は異なるものの、有効塩素濃度とpHが同じであれば、効果や安全性に変わりはないそうです。

 

 

次亜塩素酸水の効果

 

次亜塩素酸水の新型コロナウイルスに対する有効性は現時点(6月15日時点)で確認されていません。
インフルエンザウイルスや大腸菌に対する除菌効果は確認されており、今後コロナウイルスの有効性が認められるかどうか注目が集まっています。

 

現在、経済産業省による要請で「製品評価技術基盤機構(NITE)」が、新型コロナウイルスの消毒方法の一つとして有効性を検証している最中ということですが、5月29日の中間発表においては「現時点において、『次亜塩素酸水』の新型コロナウイルスへの有効性は確認されていない」と発表されています。

NITEは、身の回りの物品に付着した新型コロナウイルスの消毒方法として、次亜塩素酸水が有効かどうかの評価を検証しています。

 

これを受け、次亜塩素酸水のメーカーや研究者などで結成された団体(https://jia-jp.net/)は、北海道大学による”新型コロナウイルスを死滅させ、ウイルスが検出されなかったとする”という実験結果を示し「感染予防策として役立つものだ」と主張。より広く専門家の意見を聞き、一般人が誤解を受けない最終報告をして欲しいと呼びかけました。

 

NITEは引き続き検証試験を実施し、6月中に結果を公表するとしています。

 

なお、今回の検証では、次亜塩素酸水の手指消毒や噴霧による有効性、人体の安全性は「評価の対象外」となっているみたいです。

 

まとめ

 

人体の白血球の抗菌作用も次亜塩素酸によるものです。

今月から日本でも義務化された、食品衛生管理の国際基準であるHACCP(ハサップ)でも次亜塩素酸が使用されています。

 

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは全く別物であることを、多くの人が勘違いしてるのが現状なんだろうな〜と思いました。私も調べ始めるまで、どっちがどっちなんだっけ?というくらいの知識しかなかった(TT)

次亜塩素酸水に対して否定的な記事をよく見かけますが、次亜塩素酸水は比較的低コストで簡単に作ることができるというのもあって、既存の消毒関係業者の利権が裏ではびこっているんじゃないだろうかと疑っています。笑

 

 

次回では、次亜塩素酸水の中でも製品によって安全性は変わってくるのか?など調べてみようと思います。