一体どれだけの人が正しい消毒をできてる??
こんにちは、もちです。
梅雨があけてすっかり暑くなりましたね☀️
最近は8月中オープンのコミュニティロゴの作成に追われています。
ロゴの作成やっぱりしんどい、けど楽しい!
『たのしいロゴづくり』という本に助けられています。
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前回の記事では、アルコールベースの手指衛生用品の効き目は、塗布時に手が濡れていたかなどの要因が影響することについて触れました。
手が濡れたままだとアルコール殺菌効果が下がるので、手をしっかり乾かしてから消毒しましょうという話です。
また、アルコール消毒をした後、しっかり乾かすというのも大切です。
WHO(世界保健機関)によると、最低20~30秒ほど手を乾かす必要があるよう(先日の記事でもお伝えしたように、実際は60秒ほど乾かす時間があった方がいい?)。
(画像引用:WHO)
4月以降、医療機関だけでなく、飲食店や商業施設でも手指消毒用のアルコール製剤が設置されるようになりましたが、入り口で自分でプッシュするか、スタッフの方にスプレーをしてもらう形です。その際、一体どれだけの人が正しい消毒を行えているのか疑問です。
実際、私はコロナ以降、知り合いの飲食店を手伝う機会が増えたのですが、入り口に「消毒をお願いします」の貼り紙とともに消毒剤を置いているにも関わらず、みなさんスルーしていきます…
消毒の重要さについて理解している人って、意外と少ない?もしくは、気の緩みでしょうか…
ちなみに、アルコール消毒の仕方は、先ほどの手洗いの方法と同じで、爪の間も忘れずに、まんべんなく手に揉みこ間ないといけません。これもあんまり広まってないし、買い物時などは私もサボりがちです(よくない)。
ある程度消毒について調べている方だと思われる私ですらそんな意識なので、普段消毒の呼びかけに応じている人でも
・手指消毒後、しばらく何も触れずにしておかなければならない
ということまで知っている人はさらに少なそうです。となると、
効果のない使い方をしている
↓
結局新型コロナウイルスの感染予防に繋がらない
↓
無防備な状況と変わらない
ということになります。
このあたりについて、国からは呼びかけを引き続きがんばってほしいな〜と思っているのですが
厚生労働省のHPには、手や指などのウイルス対策について、
②アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)
手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。
アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化するものです。
<使用方法>濃度70%以上95%以下(※)のエタノールを用いて、よくすりこみます。
(※) 60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えありません
と表記するに留まるなど、意外と詳しい消毒についての記載がないんですよね。
これはアルコールに限らず、どの消毒液についても使用上の注意についてはすべて書いておいてほしいです。そもそも手洗いをしっかりするだけで十分だから、そっちをするようにしてね、ってスタンスなのかなあ。
それにしても、小さな飲食店とかだと、特に消毒についてゆるゆるな状況であるところが多いから、国からわかりやすい資料を配布してほしい。
3〜4月に比べ、今の時期に圧倒的にクラスタの発生が多いのは、消毒したつもりでも誤った用法により消毒されていないってことが理由の一つとして挙げられるのかもしれません。
メディアの次亜塩素酸水の扱いについて
この記事を読んで気になった点がいくつかありました。
・この記事で登場する松本先生は何者か
・界面活性剤入りの洗剤の猛プッシュがすごいのはなぜか
・ライターはインタビュー内容を本当にそのまま書いているのか
次回、ここについて詳しく調べてみながら、私的になかなか掴めない次亜塩素酸水について再度触れてみます。