【おさらい】アルコール(エタノール)以外にはどんな消毒液がある?
こんにちは、もちです。
デジダルハリウッド大阪校ですが、6月からの学校再開が遅れるとのことです。来週中には授業再開日が決定するそう。
休校中ではありますが、3ヶ月課題の内容が発表されました。
ーテーマ
コロナ
ー課題
テーマに沿った情報の視覚化=インフォグラフィックスの作成。
ー手段
イラストレーターを主軸としたグラフィックアプリケーションを利用してのデジタル制作および仕上がりデザインの出力とプレゼンテーション。
ー提出方法や期限
授業カリキュラムに則るので、改めて授業開始後に課題告知の機会などを設けます。
ー規定
・A2横型に仕上げること
・最終的には出力すること
・彩色すること
・画像素材の利用は基本NGとする
ーまずは、
・インフォグラフィックスって何?を調査
・テーマについてものすごく調べる
・構成(構想)をメモなどにまとめる
・手書きでのラフをしっかり作る
コロナについては情報収集していた方ですが、視覚化するとなると色々表現方法に悩む部分が出てきそうです。
インフォグラフィックス、パっとみて何を伝えたいのかがすぐ頭に入ってくるので国は積極的に活用してほしい本当に 🥺
さて、今週の話題。
酒造各社が消毒液製造に名乗りを上げていますが、そのアルコール度数は様々です。
「アルコール(エタノール)は100%が一番殺菌能力があるんじゃないの?」と疑問が沸いてきますが、厚生労働省は、高濃度のエタノールを消毒用の代わりに使う場合
エタノール濃度が原則 70~83vol%の範囲内であること(消毒効果が十分に得られるよう、より高濃度のものは精製水等で同範囲に薄めて使用すること)。含有成分に、メタノールが含まれないものであること
を求めています。
また、アルコール(エタノール)は濃度が高いほど揮発性も高まるので、100%のものだと十分な殺菌の前に揮発して無くなってしまうんだそうです。
そこで活躍するのが水!
エタノールと水を組み合わせることで、それぞれの分子が組み合わさり効率よく殺菌できるようです。
他にも、東京消防庁(https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-kouhouka/pdf/020417-2.pdf)が消毒用アルコールは、アルコールの濃度が60%以上(重量%)の製品が危険物に該当すると発表しています。
危険物かどうかを判断する際、酒類などのアルコールを含んだ商品については、体積%表示がほとんどなことから重量%へ変換する必要があるんだとか。ややこしいですね…
規制がかからない約67%以下の度数のアルコールは生産もしやすく、比較的手に入りやすいみたいです。酒造サイトを巡ってみて、どんな消毒液が売られているのか比較するのも楽しそうです。
アルコール(エタノール)以外にはどんな消毒液がある?
エタノール以外の消毒液についてまとめているサイトをいくつか見つけました。
を発表しています。
試験で効果が検証されたか界面活性剤は以下のとおり。
・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
・アルキルグリコシド(0.1%以上)
・アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
・塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)
・塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)【5月28日追加】
・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)【5月28日追加】
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)
該当界面活性剤が入っている市販品などはniteのサイトhttps://www.nite.go.jp/information/osirasedetergentlist.htmlからチェックできます。
最近よく耳にする「次亜塩素酸水」については、『今回の委員会では判定に至らず、引き続き検証試験を実施することとされました』とのことです。結構ネット販売されてる印象なので、なんとなくで使ってる人多そうですね…
次回は、次亜塩素酸水について、もう少し深掘りしてみたいと思います〜