ゆるっとねっと。

デザイン学校にも通う女子学生の雑記。

最近話題のCBDについて調べてみる

デジハリのUI/UXデザインコースにて中間課題が発表されましたが、提出まで残り1ヶ月を切ってしまいました!かなり危機感を抱いています。

 

リデザインするアプリを選ぶところまではできたので、今はユーザー分析とアプリの問題点を洗い出すのを進めています。今月いっぱいまでバタバタだけど、ここまではなんとか11月入るまでに終わらせたい!

 

これまで次亜塩素酸水についていろいろ調べてきましたが、それに次いで気になるモノが出てきました。その名も、最近話題になっているCBD

東京ではCBDレストランなども登場しています。大阪のコスメショップでもCBDオイルやクリームなどを見かけるようになったので、これって一体なんなの?を考えていきたい。

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CBDとは

 

ググると結構概要について書かれたページが出てきますが、念の為説明を!

 

日本ではまだあまり認識されていませんが、カンナビジオールとしても知られるCBDは、産業大麻から抽出される化合物の1つです。

 

より一般的に知られている、いわゆる麻薬としてのマリファナに多く含まれるテトラヒドロカンナビノール(THC)とは異なり、CBDは完全に向精神薬ではないため、酩酊状態になったりハイになることがないとのこと。

 

CBDはTHCが持っている精神をハイにさせてしまう特性を打ち消すようです。

 

また、研究によると、CBDには抗酸化作用と抗炎症作用によって身体を守ってくれることに加え、私たちの脳を保護する“神経保護物質”としての働きまで持っているのだとか。

 

CBDの機能について

 

THCは非常に精神作用性が強く、脳内にあるCB1レセプター(神経細胞上に多く存在する受容体)に親和性が高いです。精神錯乱や幻覚・幻聴を引き起こす可能性があり、日本の法律で禁止されている成分です。脱法ハーブ・危険ドラッグなどはTHCを模した化学合成された有効成分が多く含まれているので、強烈な作用を引き起こします。

 一方、CBDは、THCと比べると、構造式の中で環状の部分が一部開いていて、CB1レセプターへの親和性が非常に低く―もしくは親和性がなく―精神・神経系への悪影響はありません。ですが、医学・薬理学的研究は1000件にものぼり、それ以外の作用に注目が集まっています。それもCBDが、安全な素材成分であるからなのです。

 

引用ー世界が注目!麻の注目成分CBDとは何か? | 株式会社 I.H.M.

 

THCはCBD1およびCBD2受容体を積極的に調節することで、精神的につよい効果をもたらすけど、CBDはこれらの受容体にほとんど影響を与えないから、精神的な影響を与えないってことですね。

 

知らない単語がたくさん出てきて混乱するけどこれは頑張って覚えておく。

 

CBDの健康上のメリット

 

CNNに出演している神経科医のサンジェイ・グプタ医師がCBDを公に承認したときから、CBDの健康上の利点について大きく取りざたされるようになりました。

 

大麻に対して否定的だったグプタ医師ですが、「毎週300回ほど発作を起こしていたが、CBDによって発作を月に2-3回レベルまで落ち着かせることに成功した」シャルロッテ・フィギーという少女と接したことをきっかけにCBDに賛成的に。

 

何十年もの間、消費者と医療専門家は、CBDが精神を活性化させてしまうTHCとかなり密接な関係を持っていたことから、CBDの利点に気づかずにいました。

しかし、CBDが非精神活性であることが証明された今、CBDに関する幅広い研究が行われ、様々な利点が明らかになってきています。

 

British Journal of Clinical Pharmacologyに掲載された研究によると、

 

いくつかの実験を経て、CBDには

のように作用するという利点があることが分かり、それはつまり

 

 

に効果がある可能性があることが分かりました。

 

CBDについてはもっと知るべきことがたくさんありそう

 

様々な神経疾患の予防や進行の抑制に役立つなど、健康上の利点が見られることから、日本でもいろいろ研究がなされているようです。

 

CiNiiやGoogle Scholorなどの論文検索サイトなどで見てみると、CBDについてどんな研究が行われているのかなどを見れると思うので、気になる方はぜひ!





参考文献:

保健医療学雑誌『カンナビジオールの治療効果とその作用機序』https://www.jstage.jst.go.jp/article/jalliedhealthsci/9/2/9_112/_article/-char/ja/

 

British Journal of Clinical Pharmacology『Cannabidiol for neurodegenerative disorders: important new clinical applications for this phytocannabinoid?』

https://bpspubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/j.1365-2125.2012.04341.x